☆お知らせ☆
◆しゃふくプール　2024年4月2日(火)、9日(火)、16(火)、22日(月)、5月2日(木)、7日(火)、5月13日(月)、20日(月)の午後にお借りしています。
◆5月16日(木)、7月18日(木)落合先生の健康体操があります☆
◆5月12日(日)全体研修会のためひなたお休みとさせて下さい。

素敵な作品

以前に何かの番組で取り上げられていて、とても新鮮な驚きというか感激した作品です。




これは、鹿児島にある『しょうぶ学園』という知的障がいの方たちの施設で
取り組んでいるプロジェクトなのだそうです。
http://www.shobu.jp/nui.html

福祉系のバザー等で販売されている品物は品質はとても良いのですが、正直いって
デザイン的にはダサいものが多いような気がするのですが
（関係者の皆様ごめんなさい･･･
モノは良いんですよ～）

こちらの作品はとにかく『カッコいい！』『スタイリッシュ！』という印象を受けました。
（普通に自分が着れるかと言ったら、奇抜すぎてまた難しい問題もあるかもしれませんが･･･）

ほとんどは、真っ白な無地のシャツに、ご自身の感覚でひたすら刺繍や縫込みをしていくのだそうです。
作者によっては、１枚のシャツを完成させるのに、３年の月日を費やすものもあるのだそうです。
どうりで、エネルギーに満ち溢れている･･･

番組でしか見ていないのですが、展覧会もとても素晴らしいものでした。
そして、施設自体もなんだかオシャレなんですよね～　汗
羨ましい･･･



絵画を書いたり、織物をしたり、ご本人のセンスやひらめき、才能を仕事にされている
事業所さんもたくさんありますよね。
割と多いのは、ご本人やご両親の方は『この仕事をしたい、させたい！』と願うのですが、
事業所の方は、『能力があっても、センスのある方でないと･･･』等、断られて結局同じ法人内で
違う作業をさせられるという･･･

確かに、お金をいただける程のクオリティのあるアーティスティックな仕事はごく限られた方にしか
出来ないのかもしれません。
でも、残念がる必要は全然ないと思うんです。
だって、障がいのある無しに限らず、そういった仕事でお金をもらえる方なんて、一般の職業でも
ごく限られた才能のある方に限られますよね。
逆に一般の職業の方がより狭き門なのでは、と思うくらいです。

大方の人は、凡人かもしれませんが（だからこそ、人は非凡な才能の持ち主に憧れるのだと思いますし）
毎日、遅刻しないでしっかりと職場に向かうことが出来ていたり
自身で通勤できる方がいらっしゃったり
一見、つまらない単調な仕事でも、飽きることなくやり続けられる集中力があったり
わからないことがあれば、ちゃんと質問できるコミュニケーション力、
毎月のお給料を楽しみに、毎日しっかりと働ける方など
仕事の業種に限らず、たくさん自立して、一生懸命働いている利用者の方たちはたくさんいらっしゃるので、
その一人一人が輝いていていらっしゃると思います。
仕事に対してのプライドを持っているなぁといつも尊敬しています。

私、ひなたを始める前はＢ型の事業所にいたのですが（新卒で入りました）
確かに仕事の内容は、こちらが指導することもありましたが、
仕事に対する姿勢は、全て利用者の方に教えられてきました。
本当にかっこいいです。

今、ちょうど高等養護学校に通われている方たちが、実習に行っている季節ですね。
将来のことに迷ったり、不安も覚えたり、どの法人にしようか迷うこともたくさんあるかと思いますが、
直感を信じて、自分のお子さんを信じてください☆
そして、最悪失敗してしまった時は何度でもやり直しが効くのですから
（まぁこれも失敗がない方がやっぱり良いのですけど･･･）
応援しています

やまぐち