☆お知らせ☆
◆しゃふくプール 2024年4月2日(火)、9日(火)、16(火)、22日(月)、5月2日(木)、7日(火)、5月13日(月)、20日(月)の午後にお借りしています。
◆5月16日(木)、7月18日(木)落合先生の健康体操があります☆
◆5月12日(日)全体研修会のためひなたお休みとさせて下さい。

魚の城下町 らうす [スタッフ紹介]

どうも皆さん、こんにちは!ブログを書くのは初めてな神山です。

今日は、私の故郷でもある「世界自然遺産 知床」についてお話したいと思います。


まず、知床ってどこ?という人もいるかもしれません(学生時代良く言われていました・・・)。

説明しづらいですが、北海道の東側の二つある半島のうちの北にある方が知床半島です。南にあるのは根室になります。

その知床半島にある羅臼町が私の故郷。知床半島は、羅臼町と斜里町からなっています。


旅好きの人はわかると思いますが、なかなかの観光地です。
☆満潮になると水没してしまう、海岸にある温泉「セセキ湯」
☆暗闇で光を放つ「ヒカリゴケ」 今は光ってはいませんが・・・
☆大自然を満喫できる「知床五湖」「羅臼岳」「知床岬」
☆北方領土の「国後島」を肉眼で見ることが出来る!実家の窓からでも見えます!
☆動物も沢山います!「しまふくろう」「オジロワシ」「羆」「エゾシカ」「キタキツネ」「鯨」「トド」「シャチ」ets...
☆漁業が盛ん!「幻の鮭けいじ」「スケソウダラ」「羅臼昆布」「縞ほっけ」「ブドウ海老」ets...

「北の国から」シリーズ最終作「遺言」の舞台になっていたり、どっちの料理ショーで食材を提供したり、流氷でスケートリンクを作り荒川静香さんに滑ってもらったり・・・と、たまぁにテレビにも出ています。


そんな私の実家は漁師です。アキアジをメインでとっています!時期としては8月下旬から12月初旬あたりまで。
そのほかにも、昆布漁やタコ網漁などもしています。

小さい頃から昆布漁のお手伝いや船に乗ってマスをあげたりと、浜っ子として育ちました。

昆布はなかなか奥が深く、いくつもの工程を経て出荷されます。その説明を少し・・・


まず、船で沖の海底にある昆布をとります。それがまた重労働。中腰でフォークのような道具を使い海底から引っ張りあげます。(腰や腕がやられます・・・)

陸に持ってき、たわしやスポンジで昆布の表面についた牡蠣の稚貝や泥を落とします。
ウニのエサは昆布で、食べ跡が昆布の表面に花が咲いたよな模様になります。キレイなものもありますが傷昆布となり値が下がります。

洗ったものから干します。よく見る昆布干しです。時期になると羅臼の海岸のほとんどで昆布を干しています。
(昆布には表と裏がちゃんとあります。)
ここまでで正午になります。お昼ごはんを食べ、休憩。

干した昆布を乾燥機に入れます。その時、「ピンチ」と呼ばれるワニのような歯がついた洗濯バサミで根っこをはさみ乾燥機小屋につるします。そのまま朝まで乾燥。

翌朝、バリバリになった昆布を下ろします。このときに折れたり割れたりすると値が下がるので優しく扱います。

その乾燥した昆布を霧の日や湿気のあるときに干して湿らせます。

柔らかくなった昆布を巻きます。トイレットペーパーのようになります。

それをまたのばしてきれいに積み上げ重石を乗せます。

伸びたところで、天気のいい日に干します。これを日入れと言います。

日が入った昆布を積み上げ、お盆の昆布漁終了時期まで重石を乗せ置いておきます。

9月頃から置いておいた昆布を出し、ヒレと呼ばれるビラビラした部分を切り取り、等級に合わせ箱詰めし、出荷となります。

これで皆さんがよく店頭でみる天然昆布になります。少し長かったですね・・・すみません。
また、養殖昆布は工程が少し違います。
実際にやってみるとなかなか大変です。毎朝手がむくんでひどい目にあいます・・・


札幌に住みはじめて、故郷の良さがわかります。
だからこそみなさんに行ってもらいたいです。

高速もつながり札幌から車で7~8時間でいけるようになりました。(以前は10時間超えも当たり前でした・・・)

これを呼んだ方、ぜひ
「魚の城下町 らうす」
へ行ってみてください!

長文・駄文すみません。
羅臼の荒波が生んだ野生児 神山でした。
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